台湾の速度取締り警告について
ZeroCyl の速度取締り警告は、GPS の位置と進行方向から、前方かつ同じ方向の取締りポイントだけをお知らせし、制限速度を超えると警告します。目的は、速度に注意して安全に運転してもらうことです。
3 種類の速度取締り
固定式速度取締り機
決まった場所に設置されたポールや箱型の取締り機で、通過する車の瞬間速度を撮影します。台湾の「道路交通管理処罰条例」第 7 条の 2 により、取締り地点の手前には速度取締りの標識を設置しなければなりません。一般道路ではおよそ 100〜300 m 手前、高速道路と快速道路(自動車専用道路に近い幹線道路)ではおよそ 300〜1000 m 手前です。
区間速度取締り
ある区間の始点と終点でそれぞれ記録し、通過時間から区間全体の平均速度を計算します。トンネルや快速道路でよく見られます。取締りポイントの手前だけ減速しても意味がなく、区間全体で制限速度を守る必要があります。
移動式取締り
警察が手持ちまたは設置型の測定機器を使って道路脇で取り締まるもので、場所は決まっていません。ZeroCyl の移動式取締りの情報は、他のドライバーによるリアルタイムの報告から得ています。
ZeroCyl の警告のしくみ
- 段階的な警告:速度が 80 km/h を超えているときは 1000、500、200、100 m 手前で、それより低い速度では 400、200、100、50 m 手前でお知らせします。1 回目は完全な音声(例:「1 キロ先、速度取締り機、制限速度 90」)で、その後は残り距離と制限速度を読み上げます。
- 前方・同じ方向だけ:データに撮影方向がある場合、対向車線や通過済みの取締りポイントはお知らせしません。
- 速度超過の警告:警告範囲に入ってから制限速度を超えると、速度表示が赤くなり、警告音と「速度超過です」の音声が流れます。
- 通過のお知らせ:取締りポイントを通過すると「速度取締り機を通過しました」と読み上げます。脇道に入って通過しなかった場合は読み上げません。
- 区間速度取締り:区間に入ると平均速度を計算し続け、平均が制限速度を超えるとお知らせし、制限速度内に戻ったときもお伝えします。
- 高架と平面道路:高架道路とその下の道路は同じ方向に重なっていることが多く、位置だけではどちらを走っているか区別できません。データに高架上・高架下・自動車専用道路と明記されている取締りポイントは、音声と画面ではっきりお伝えします(例:「高架上の速度取締り機」)。
- エンジン音モードでもお知らせ:音声案内の間はエンジン音が自動で小さくなります。設定でオフにできます。
データの出典
- 内政部警政署(台湾の警察庁)の「測速執法設置點」(速度取締り設置地点)と、交通部高速道路局の「國道公路固定式測速照相地點」(台湾の高速道路(國道)の固定式速度取締り機設置地点)の政府オープンデータ。
- 各県・市の警察局が公開している速度取締り機のデータ。全国データに含まれていない地点を補います。
- 香港運輸署が公開している速度取締りカメラ用の箱の位置(箱にカメラが入っているとは限りません)。
- OpenStreetMap のコミュニティが登録した速度取締り機(台湾、香港、マカオ)。公式データの近くにない地点だけを補い、「OSM」と表示します。© OpenStreetMap 貢献者、ODbL ライセンス。
データは毎日自動で更新を確認しています。ZeroCyl は他の速度取締りアプリのデータを使いません。
移動式取締りの報告
- 道路脇で取締りを見かけたら、「移動式取締りを報告」を 1 回タップするだけで現在地と方向を送信できます。5 秒以内にもう一度タップすれば取り消せます。
- 後方を同じ方向に走るドライバーが近づくと警告が届きます。報告地点を通過した人は「まだいる」「いない」をタップでき、情報を正確に保ちます。
- 報告は最後の確認から 60 分で無効になります。報告の多い場所と時間帯は「移動式取締り多発地点」の警告としてまとめられます。
- 報告にアカウントは不要で、走行履歴も保存しません。詳しくはプライバシーポリシーをご覧ください。
ご利用上の制限
- 公開データには、取締りポイントの新設・撤去や制限速度の変更がすぐに反映されないことがあります。警告は参考情報です。現地の標識と制限速度に従ってください。
- 区間速度取締りの公開データは 1 区間につき 1 地点しかないため、その地点が始点でない場合、平均速度は後半の区間についてのみ計算されます。
- スマートフォンのウェブ版では、ZeroCyl を画面に表示したままにする必要があります。他のアプリに切り替えたり画面をロックしたりするとスマートフォンがウェブページを一時停止するため、その間は警告が鳴りません。
- 速度取締り警告の目的は速度に注意してもらうことであり、取締りを逃れることではありません。常に制限速度を守り、運転に集中してください。